
NTT ArtTechnologyは、JTBより委託を受け、伊勢夫婦岩パラダイスが運営する“距離感ゼロ”の水族館「伊勢シーパラダイス」にて、3月1日(日)より開催されるデジタルアート展示「祈りの海、光の道 ~時を越え受け継がれる伊勢の旅~」の企画・制作を行った。
プロジェクトについて
2033年の「神宮式年遷宮」を控え、三重県伊勢市には今後さらなる来訪者増加が見込まれている。一方、来訪者は伊勢神宮、特に内宮周辺に集中する傾向があるため、伊勢市エリア全体への来訪促進及び滞在価値向上が課題と考えられている。
また、二見浦での「浜参宮」から始まる伝統的な伊勢神宮参拝ルートの文化的価値が十分に知られていないとも。
こうした状況を踏まえ、JTBを中心に「ISE Digital ART PROJECT」として、由緒あるお伊勢参りの物語をデジタルアートで再構築するプロジェクトを企画。同プロジェクトは、デジタルアートを通じて伊勢の文化的価値を再発見し、地域全体での新たな観光体験創出と広域的な周遊促進を目指す。
伊勢参拝は古来、二見浦での「浜参宮」による禊から始まり、海と信仰が深く結びついてきた。同プロジェクトでは、その文化的背景を現代的な視点で体感できる場として、二見興玉神社に隣接する「伊勢シーパラダイス」を展示場所に。
海を象徴する空間を活かし、二見浦に息づく信仰の精神をデジタルアートで表現するので、訪れる人々は伊勢の文化をより身近に感じられるだろう。
「伊勢シーパラダイス」の大水槽と映像演出が一体化し、伊勢信仰における海や禊の意味を、臨場感をもって体感できる空間になっており、来訪者の理解と地域への愛着は深まるとしている。
展示概要
NTT ArtTechnologyは、伊勢に関連する文化財の選定、デジタル化およびそれを活用した展示企画などを担い、新しい“お伊勢参り体験”の実現に貢献。
「祈りの海、光の道 ~時を越え受け継がれる伊勢の旅~」会場は、ゼロ距離水族館「伊勢シーパラダイス」(海底ごろりんホール)。展示開始は3月1日(日)9:30~。
なお、同展示を見るためには「伊勢シーパラダイス」の入館料が必要。上映時間は、「伊勢シーパラダイス」の開館時間に準ずる。最新の開館時間・交通案内は「伊勢シーパラダイス」の公式サイトで確認を。
映像作品紹介

「祈りの海、光の道 ~時を越え受け継がれる伊勢の旅~」での展示の核となる映像作品では、伊勢信仰における海の重要性や、江戸時代に多くの人々が夢見たお伊勢参りの賑わいを、ストーリー性豊かに描き出す。

また、二見浦での「浜参宮」から始まり、禊を経て外宮から内宮へと至る、歴史的な参拝ルートを作品全体の構成の中で紹介し、伊勢に受け継がれる祈りや旅をより深く感じられる内容になっている。
映像の制作は、ネイキッドが手掛け、実際の海の生き物が泳ぐ大水槽と、映像・音楽による演出を一体化させることで臨場感あふれる体験を実現。来館者は、まるで歴史を追体験するような感覚に包まれ、伊勢の歴史と文化を深く感じる特別な時間を楽しめる。
なお、同展示では三重県総合博物館が所蔵する作品をデジタル化し活用。歴史資料に基づく視覚体験によって、過去から今へと受け継がれてきた祈りや文化の連続性をより鮮明に感じられるだろう。

映像に使用された作品は、「二見浦曙図」(歌川国貞作)、

「伊勢参宮大井川之図」(豊原国周作)も。

ほか「伊勢参宮名所図屏風」(作者不詳)など全24点となっている。すべて三重県総合博物館所蔵。
この機会に、デジタルアート展示「祈りの海、光の道 ~時を越え受け継がれる伊勢の旅~」を楽しんでみては。
■祈りの海、光の道 ~時を越え受け継がれる伊勢の旅~
会場:伊勢シーパラダイス 海底ごろりんホール
住所:三重県伊勢市二見町江580
伊勢シーパラダイス 公式サイト:https://ise-seaparadise.com
(さえきそうすけ)